灰の壺  時々日記

時々日記 散歩中に思い出にふけりながらメモ書きしたのをそのまま載せる。景色の感想や思ったことを書く日記ブログ。

大人の涙

唐突に言うが、歯を食い縛り両手の掌に自分の爪が食い込む程に握りしめ血豆になりながらも声を出さずに泣いた事があるか?

私は有る。成人してから一回だけ。

私は負の感情で泣くのを我慢した。
歯を食い縛り泣く行為が恥ずかしかったからだ。
泣いてたまるか、言葉は良くはないが、この糞がーー!泣いてたまるか!泣くな自分!世間体を気にして凛としなきゃ、私は傷付いてないって見せる為に涙を堪えた時が一回だけある。

しかし
綺麗な風景があった。
歯を食い縛り泣く姿も有る。
綺麗でカッコよく見てはいけない涙を見た事が一回だけある。

父方の実家帰省中に、私は見てはいけない風景を見た、見てはいけないと幼心に目を伏せ床の木目を見ていた、そして自分の足の親指と交互に見ていた。
その場から動けない、足が重くて歩き出せない、だから幼心に眼だけを伏せた。
見てはいけないから。

壁にオデコを付けて、歯を食いしばって拳を握りしめ静かに声も出さずに肩を震わして泣いてる男性を見た。

何に泣いてるのか分からない悲しいから泣いてるのか?怒りからくる涙なのか?
分からない、全然分からない。
大人の涙なんて見た事が無い。

父の涙も見た事が無い時期だった。

とても綺麗だった
凄く綺麗で恋をした。


初恋だった。

何故泣いてたのかは聞けないまま時間が過ぎて
身内で会う回数も減り…
行かなくなったが、正しい答えだが、勿論 私自身が思春期に入ると自発的に行かなくなる。

その時の男性は父の弟だと知った。
一番下の弟だと。

その涙は嬉し涙で、誰にも見せたく無い為の強がった涙だと父は言った。
あいつが、部屋に戻って来てすぐ分かった、こいつ泣いたなって!
そんな事もあったな……って笑って話した。

義父から結婚の許しが出た涙だったんだね。。

父が言うには、何処の骨とも分からんやつと言われ二度ほど許され無かったが、許しが出て、守らなければと責任感からくる決意の涙やろ、まだまだ子供やけどあいつは、つよか男やけ、一人で泣きんしゃった、我慢したと思う。

そう言って父は笑いながら弟をずっと可愛い奴で、可愛い子でなって話してる。

私は。

初めて見た、大人の涙は綺麗だった。
強くて、綺麗で、カッコよくて、見てはいけない涙だった。

実家から送られてきた、遅い遅い……固くなった秋茄子を見て日記ブログに記憶。

思い出って急に、暖かい毛布みたいに温かい気持ちにしてくれる。
時には闇に蹴落とす思い出もあるが、今日は暖かい記憶で良かった。

答えはない(2)

理想主義者と現実主義者その二者択一しかないと思う。
私は後者の方。
昔は理想主義者だったが現実を見せ付けられてからは物事を見るようになった、理屈や理想は空虚に過ぎない夢だと叩きつけられたから。
例えば、神に祈る……祈ったが心から愛した大切な何かを私は失った、神とは?祈りとは?助けて下さいと祈ったが私は失った。
そこから現実主義者になった、岩になったと言った方が分かりやすいかもしれない。
分かりやすく、地雷野郎になった。


昼休憩に唐突に貴女は私を見つけて言った。

でさーーーー!この前話したじゃん?なんでわかんねーのって話しをしたじゃん?でさ!聞いてよ!意味ぷなの!初めは謝ってんだわ、でもさ次の日謝んないの!は??って感じ。
どう思う?

ちゃんと何故怒ってるのか言った?と言ったら貴女は、言わないと分からないのか?分かるじゃん?だって私は怒ってるんだよ!無いわっと言われた。

どうしたいの?貴女が許すまで謝り続けたら正解なの?
逆に貴女は謝るの?相手を怒らせた時は?どうなの?

貴女は言い放った。
謝るわけないじゃん!なんで?意味分からない謝るとか、男尊女卑?女が謝るとか無いよって……

男尊女卑??
ん??

自分でメモ書きを読み返してる今。
少し整理しよう。
メモ書きじゃなく、レコーダー仕込んだ方が…細部まで細かく理解出来るかも。

しかし そうしちゃうと、理屈で答えを出してしまうんだよね。直感の感情じゃなく、あーでも無い・こーでも無いとか、自分を良く見せたいが為の屁理屈が出てくるから、殴り書きで丁度良い。


雨音で起こされて目が冴える ビールでも飲もう。
雨音がザーッザーッと聴こえる。
良いBGMだ…

恋愛において、答えは無いんだ!
求めた答えは無い。

して欲しいは 勝手な願望だから。

してあげたじゃん、やってあげたじゃん。

それって、相手が求めたの?

してあげたじゃん…やってあげたのに?お返しは?無いの?私こんなにしてあげたじゃんって感情だよね。
冷静に考えて、それは相手が求めた事?
自発的に勝手に自分がした事に見返りが無かったから怒りが出た事だ。
それを相手に見返りを求めるのは違う。

してあげた?
何様?って感じですよ。

逆も有ります。
して当たり前!やってもらって当たり前の人。
それは、また別の話し。


見返りが欲しいから計算して、した事だよね?って言ったら、あんた冷めた言い方だね!だからダサいって言われた。
人数少なそう!
キャリアっぽい見た目は嘘なんだ、もしかして男知らない人?って侮辱的な事を言われたが、玉子焼きを大根おろしにするか、柚子にするか迷っていたら、途中が空白で……同僚が何故言い返さない?はぁぁぁぁぁぁ?と言われ、ふと我に帰り、聞いていなかった……言ったら。
それで良い、卵に集中しときな!!って言ってくれる同僚が有難い。

喪主を経験したから言える事。
好きなら好きだと言え!
抱きしめろ。
言わないと伝わら無い。
明日は無い。
たらればを言うな!
時間は無い。

答えはない
考えるし悩むし泣くし腹が立つ。
それが当たり前。
答えが見つかれば、楽しく無いよ!悩むから楽しいんだよ、むかつくから悩むんだよ、それくらい、好き・考える。
貴女に言いたい。
素直になろう
ムカツクって事は好きな証拠。
好きで好きで好きだからムカツクんだよ!
あーー。糞がーーー!
じゃなく、好き!
それが答えだ。
言えるうちが花弁だ。
花が散ったら言え無いんです。

答えはない。
思い通りにいか無い。
それが答えだと思う。

好き嫌いが有るように、、

11月3日 AM 1:35 雨

雨音で目が覚めた こんな時間にどうしよう。


答えは無い⑵の編集途中で寝て今起きた。

雨音って悲しい音だ。
雨音って何故か落ち着く音だ。

ゆっくり静かに深呼吸出来る。

急に淋しさが押し寄せる。
独りぼっちの淋しさが静かに『こんにちは』『こんばんは』って来る。

この静けさが好き・この恐怖が嫌い。

人間は常に無い物ねだりだ。

起きてしまったついでに、⑵を書き直そう。

答えはない(1)

恋愛には長けていない。
だから答えはない。
答えまでの道筋が見つからない。


コーヒーを飲みながら貴女は唐突に話して、こっちの考える暇を与えずに答えを求めた。
貴女は少し馬鹿にしたように『どう?どう思う?』と言いながら貴女の右頬が上がった瞬間を見て、相談では無く話したいんだなっと理解した。

話したいだけの人には質問返しが効率が良い。

貴女はどうしたい?何をして欲しい?
何を求めてるの?

貴女はこう言ったね、分かるじゃん?分かって当たり前だよ!

こっちが黙ってると、貴女は ため息混じりに言い放った、謝って抱きしめて、ゴメンねゴメンねって謝りながら頭をポンポンでしょ?
そこが分かってないんだよ!分かるじゃん?普通は!!

分からなかった。
分かるじゃん?
相手が思ってる事が分かればエスパーですよ。
全部思い通りにならないから、悩んで苦しんで時に分かり合えた時は凄く嬉しくて自然に笑顔になるのが、記憶に残るアルバムなのに。


下書き保存編集


寝てしまった。10月27日 1:30
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続き(2)はメモ書き
時間をみて


甘える事は大切だよ、沢山甘えればいい

2020 10/20 18:11 記憶のメモ書き

この公園の並木道は君との思い出が沢山ある、だから辛い。ずっと踏み込まないようにしていた。今日!5年ぶりにこの公園に来たよ、君と歩いた道をゆっくりゆっくりと歩いたよ。
池も見て回ったよ、今日の池は色の無い寒い凍える色をしていた、5年前と同じ時期そして同じ時間帯で見てる景色なのに、5年前は暖かく周りがキラキラしていて、夕焼けが刺す木漏れ日がとても幻想的だった、シャボン玉が沢山、沢山宙を踊ってるみたいで綺麗で暖かかった。
今日は、寂しい色だ。夕焼けは灰色の影を羽織ったみたいに、残酷な色だ。

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君と走って遊んだ所に着いたよ。
こんな景色だったね、ちっとも変わってない。
この階段を登れば、並木の一本道、そう この綺麗な一本道、何時も休憩してたベンチ発見。
そろそろ茶屋店が見えてくるよ。
入った事が無い茶屋店を今通り過ぎた。
季節外れのソフトクリームの看板がまだ出てたよ。
今空を見上げたら、空が三色になってた。
高い空は暗い青でその下が燃えた秋色で私の足元は真っ暗な黒。
いつも、君は 急いで帰ろうか!暗くなったら危ないからとせかしてきたね。


帰り道も、君との思い出ばかりだ、少し早歩きになった。
思い出が段々と薄れて戸惑いの波が、焦りと恐怖を連れてくる。
確か、ココで喧嘩したんだっけ、でもすぐ仲直りしてケラケラ笑って歩いて帰った道を、そう、この道を左に曲がって、笑いながら階段を下りた。なんで笑ったんだろ?どうやって仲直りした?記憶がスッポリと無い。
怖い。

 


怖い。

 

 


線路のところに来たよ、公園に行かない日は線路を渡って、違う世界に冒険しに行ったよね。
今日は行くのをやめておこう。
でも、勇気を出して次は行ってみよう。


あれから1時間がたつ、久しぶりにこんなに歩いたよ!君のおかげだね。また  助けられてる。


今は高校のグランド横を歩いてる、5年前と一緒で野球部員がバットを素振りしたり、キャッチボールをしている、時間は過ぎても時代は変わらない風景を残してるんだね。

 


もう 辺りは真っ暗で左が欠けた三日月が挨拶をしてくれた、、。

 


そろそろ、家に着いちゃうね。
今この道を左に曲がれば、家に着く。
覚えてる?君はいつも、右前を歩くんだよね、なんでだっけ?その理由はもう聞けないけど、右手を引っ張る強さが好きだったよ。


家に着いたよ。


ただいま!

 


君の写真の前で、君との思い出話をしよう。


今日、公園に行ってきたんだ、そう…いつものあの公園に。